<購入・換金手数料なし>新ファンド-GDPに基づき比率決定、新興国株式高めに

 ニッセイアセットマジメントは29日、インデックスファンドシリーズ<購入・換金手数料なし>の新ファンドとして、グローバル株式ファンドの「<購入・換金手数料なし>ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)」を設定する。販売会社はSBI証券。

日本、先進国、新興国の株式を投資対象として、名目GDP(国内総生産)比率に基づき投資比率を決定する。設定時(6月)の基本投資比率は先進国株式(除く日本)が54%、新興国株式が40%、日本株式が6%となっている。

参考として、投資比率を時価総額に基づき決定するインデックスファンド「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」の比率を見ると、19年9月末時点で先進国株式(除く日本)が81.2%、新興国株式が11.5%、日本株式が7.3%となっており、今回設定されるファンドの方が新興国株式の比率が高いのが特徴。相対的に高い成長率から新興国に注目する投資家に適したファンドと言える。基本配分比率は年1回見直しを行う。

信託報酬(税込)は年0.1144%。グローバル株式ファンドの中では、「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」の0.1102%(投資先ファンドのコスト含む)に次いで安く、「eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型)」、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」と同水準となる。

なお、GDPの比率を参考に投資比率を決定するファンドとしては、三井住友トラスト・アセットマネジメントが運用するバランス型ファンドの「世界経済インデックスF」がある。設定は09年1月と長期の運用実績を有し、純資産残高も5月末時点で664億円と大きい。