今晩のNY株の読み筋=新型コロナ感染拡大への警戒感強まる展開か

 きょうの米国株式市場は、新型コロナウイルスの感染第2波への警戒感が相場の重しになるとみられる。

きのうは、OECD(経済協力開発機構)が加盟37カ国の20年末平均失業率は9.4%と1930年代以降最悪の水準になると予想したほか、豪英の一部で都市閉鎖、米テキサス州、カリフォルニア州などで経済活動再開停止となったことなど、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けたニュースヘッドラインが相次ぎ、欧米株安となった。

また、トランプ大統領が21年7月6日にWHO(世界保健機構)を正式に脱退するとして、グテーレス国連事務総長宛てに6日、正式に通知したことを明らかにした。これを受けて、野党・民主党の大統領候補と目されるバイデン前副大統領が「大統領としての初日にWHOに戻る」とツイートし、11月の大統領選をにらむ駆け引きが展開された。

感染者数の伸び鈍化や新型コロナの治療薬、ワクチン開発など明るい材料が期待できるムードではなく、米国のWHO脱退への不透明感もあり、リスクを取りに行きにくい相場になるとみられる。

<主な米経済指標・イベント>
5月消費者信用残高、10年国債入札、ボスティック・アトランタ連銀総裁講演

(日付は現地時間)

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