今晩のNY株の読み筋=手じまい売りに注意

 きょうの米国株式市場は、手じまい売りに気を付けたい。

きのうの株式市場は、テキサス州が新型コロナウイルスの新規感染者増加を受け、経済活動再開を一時停止すると発表したことなどが売り材料となったが、金融機関のリスク投資に制限を加える「ボルカー・ルール」が一部緩和されると伝わり、金融株を通信に買い戻しが広がり、結局、主要3指数は反発して引けた。

足元は感染リスクがリスクファクターとして根強く残る一方、好材料が出れば買いで反応するといった不安定な相場となっている。ただ、IMF(国際通貨基金)は25日発表した報告書で、日米など主要国の株価は実体経済と乖離していると指摘するなど、感染への懸念や米大統領選の動向以外にも株式市場にはさまざまなリスクが渦巻いている。

また、週明けはパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長講演、FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録、6月ISM製造業景況指数、6月雇用統計と重要な経済イベントが相次ぐ。米企業決算も端境期であり、投資家がポジションをいったん手じまう動きが出やすいとみられる。

<主な米経済指標・イベント>
5月個人所得・個人支出、ミシガン大学消費者態度指数・確報値

(日付は現地時間)

◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。