今晩のNY株の読み筋=景気刺激策期待が支えか、“第2波”やデモ関連の報道には引き続き注意

 16日の米国株式市場は、堅調推移が見込まれる。トランプ米大統領が景気テコ入れのため1兆ドル規模のインフラ支出を検討していると報じられ、米株価指数先物が上昇。アジア株は軒並み上昇し、欧州株も堅調スタートとなっている。米国もこの流れを引き継ぐ公算が大きい。ただ、米国時間は続報が聞かれる可能性もあれば、報道が否定される可能性がゼロでないことにも注意したい。その場合は失望売りを浴びる恐れがある。また、引き続き新型コロナウイルス感染症の第2波への警戒や人種問題に端を発したデモの動向は相場の波乱要因になるだろう。

米経済指標では、5月小売売上高や鉱工業生産が注目となる。市場予想の平均値は小売売上高が前月比8.4%増、鉱工業生産が同3.0%増と、いずれも前月のマイナスから回復が見込まれており、予想通りなら相場の支えになりそうだ。

<主な米経済指標・イベント>
米5月小売売上高、米5月鉱工業生産、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が議会証言、クラリダFRB副議長が講演

(日付は現地時間)

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