今晩のNY株の読み筋=FRB追加緩和への期待後退、方向感の出にくい流れか

 きょうの米国株式市場は、方向感の出にくい展開となりそうだ。

きのう公表の7月開催分FOMC議事録を受け、FRB(米連邦準備制度理事会)が追加緩和を急いでいないとの見方が広がり、緩和期待後退から主要3指数が揃って下落した。

一方、5G通信規格対応の新型iPhone(アイフォーン)への期待が高まりアップルが一時時価総額2兆ドルを突破し買い優勢だったほか、巣ごもり需要を取り込み好決算を発表したディスカウントストア大手のターゲットが大幅高となるなど、個別銘柄を物色する動きは根強そうだ。

ただ、きょうは化粧品大手のエスティローダーなどの決算発表があるものの、ITや小売の主力組の決算が通過したあとだけに、買い手掛かりは限られそう。緩和期待後退の流れを引きずる展開にも注意したい。

<主な米経済指標・イベント>
エスティローダー、キーサイト・テクノロジーズなどが決算発表予定
失業保険申請件数、8月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、7月CB景気先行総合指数

(日付は現地時間)

◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。