今晩のNY株の読み筋=ブルーウエーブ織り込む流れ加速か

 7日の米国株式市場は、バイデン次期大統領率いる民主党が上下両院でも過半数をとる「ブルーウエーブ」を織り込み、財政出動による大規模な経済対策の実現への期待が高まる公算が大きくなりそうだ。

前日はブルーウエーブにより財政出動による大規模な経済対策がスムーズに実現するとの期待感からNYダウは史上最高値を更新した一方、IT銘柄主体のナスダックは調整し、反落した。また、機関投資家が自社の運用ポートフォリオを見直し、トランプ政権時代にハイパフォーマンスとなったIT株の持ち分比率を下げ、バイデン政権移行で注目される代替エネルギー、EV(電気自動車)関連株などの比率を高める動きが出始めたとの指摘もある。

きょうも引き続き、バイデン次期政権への期待買いが高まりそうだ。ただ、足元はトランプ大統領の支持者らが国会議事堂を占拠し、うち1人の女性支持者が銃で撃たれ死亡する事件が発生し、地政学リスクも残っている。結果として支持者を扇動したとされるトランプ大統領はツイッター社から12時間のアカント停止を受けた。トランプ大統領が再び違反行為を行えば、ツイッター社は永久停止する方針を明らかにしている。アカウント停止明けのトランプ大統領の言動には引き続き気を付けたい。

<主な米経済指標・イベント>
11月貿易収支、12月ISM非製造業景況指数
マイクロン・テクノロジーなどが決算発表予定

(日付は現地時間)

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